実施企業
パナソニック株式会社
技術提供企業
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)
目的
「モノ」から「コト」へのビジネスモデル転換に向け、汎用的な画像認識IoTプラットフォームを構築する。
概要
パナソニックは、IPカメラとクラウドを組み合わせた画像分析プラットフォーム『Vieureka』を開発。AWS IoT GreengrasstとAWSのクラウドサービスを活用し、エッジでの画像処理とクラウドでの管理を実現。
背景や課題
次の100年に向けて、従来の「モノ」づくりから「コト」を中核としたビジネスへの転換が必要となっていた。小規模組織での迅速な開発と、パートナー企業が参画可能なオープンなプラットフォームの構築が求められていた。
実施内容
2016年にビジネスイノベーション本部を立ち上げ、2017年に『Vieureka』の提供を開始。AWS IoT Greengrass、Amazon SageMaker Neo、Amazon DynamoDBなどを活用してプラットフォームを構築。APIとSDKを公開し、サードパーティベンダーの参画を促進。
結果
エッジでの画像処理により、ネットワーク負荷を抑制しプライバシーにも配慮したシステムを実現。小売店での消費者行動分析など、具体的な活用事例も創出。今後はAmazon SageMaker Neoなどを活用して機械学習基盤を強化し、パートナーエコシステムの拡大を目指している。