実施企業
三菱電機株式会社
技術提供企業
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社（AWS）
目的
家電・設備機器のIoT化を推進し、個々の顧客に適した付加価値を提供するビジネスモデルへの変革を実現する。
概要
三菱電機は家電・設備機器向けIoT共通プラットフォーム『Linova』をAWS上に構築。さらにAWSのデジタルイノベーションプログラム（DIP）を活用し、イノベーション人材の育成を推進。
背景や課題
創立100周年に向けた4領域でのソリューション展開方針のもと、ライフ領域でのone to oneビジネスモデルへの変革が必要であった。また、新事業を企画・開発・実行できるイノベーション人材の育成も課題となっていた。
実施内容
AWS上にIoT共通プラットフォーム『Linova』を構築し、クラウド推進組織（CCoE）を設置。AWSのWorking Backwardsメソッドを導入し、4チーム体制で新サービスの開発に着手。オンラインでのワークショップを実施し、高齢者向け見守りサービスなどの開発を推進。
結果
IoT共通プラットフォームの構築により、効率的な開発環境を実現。Working Backwardsの導入で、イノベーションプロセスの定着とメンバーの意識改革に成功。高齢者向け見守りサービスなど、新たなサービス開発が進行中。今後は、Working Backwardsの手法を全社に展開し、グローバル展開も視野に入れている。
