実施企業
株式会社SSマーケット
技術提供企業
アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社(AWS)
目的
業務システムの一元化によるデータ活用と業務効率の向上を実現
概要
パソコンレンタル事業を展開するSSマーケットが、急成長に伴う業務管理の課題を解決するため、AWSを活用したデータ分析基盤を構築。しました。
背景や課題
SSマーケットは2012年の創業以来、パソコンレンタル事業を中心に成長を続けてきました。特にコロナ禍でのリモートワーク需要により急増し、年間売上が5億円までに10億円へと急拡大しました。も25人から150人に増加する中、販売・在庫管理システムが分散していて、出荷台数全体が把握できず困難でした。 大量出荷の予定が当日に困惑するなど、現場での混乱も発生。データ活用の所属人材化も課題となっております。
実施内容
業務改善室の金泰源氏が中心となり、AWSを活用したデータ分析基盤の構築を開始。Amazon S3、Amazon API Gateway、Amazon RedshiftなどのAWSサービスを活用し、わずか4ヶ月で開発を完了しました。システムからのデータ取り込みは定期的に自動変更、SaaSシステムとAPIで連携。Excelデータは手動で取り込み仕組みを構築しました。 QuickSightを使って約40種類のダッシュボードを作成し、各部門での活用を可能にしました。特筆すべきは、エンジニア1名での短期開発を実現したことです。AWSの無料相談会や有償サポートを効果的に活用し、効率的な開発を進めました。
結果
データ分析基盤の導入により、倉庫部門では大型ディスプレイで出荷量と作業工程を一旦把握できました。業務効率が向上。タスクの進捗管理も改善され、部門間連携がスムーさらに、全社的にデータドリブンな業務体制への変革が進み、今後はAIや機械学習を活用した予測や、IoT技術による倉庫業務のDX推進も計画しています。年以内の年間売上100億円達成を目指し、IT環境の整備を継続的に進める方針です。